モスクワにあるアメリカ大使館が、ロシア人に対して、ビザの発給を一時、停止すると発表しました。

 これは、アメリカへの観光ビザ、ビジネスビザ、学生ビザなど、ロシア人へのビザ発給は移民へのビザを除いて、
今月23日から一時停止するというものです。9月1日からは再開するものの、極東ウラジオストクなどの
領事館3か所でのビザ発給は停止し、モスクワでの発給作業に限定するということです。

 今回の措置は、7月下旬、ロシア側がアメリカの外交官など755人の削減を求めたことを受けたものですが、
スタッフの数が削減されたままである限り、アメリカ側はこの措置を続けるとしています。

 これに対し、ロシアのラブロフ外相は、「これは、ロシア当局に対し市民の不満を生みだすために行っているものだ」と批判しています。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3136046.html