国際
米「関係を害する」セーフガード発動を批判


 日本がアメリカなどから輸入している冷凍牛肉の関税が来月から引き上げられることについて、トランプ政権は28日、「重要な日本との貿易関係を害するものだ」などと批判した。  
冷凍の輸入牛肉は輸入が急増したため、関税を引き上げるセーフガードが発動される。これに対し、パーデュー農務長官は28日、声明を発表し、
「アメリカ産牛肉の販売を妨げるもので、対日貿易赤字を拡大させる懸念がある。日本との重要な貿易関係を害するものだ」と批判した。その上で、日本政府に対してはすでに懸念を伝え、対処するよう要請したことを明らかにした。  
アメリカの生産者団体も「不当に市場をゆがめ、アメリカの生産者と日本の消費者に害を与える」と反発する声明を出している。
[ 7/29 12:39 NEWS24]
http://www.news24.jp/nnn/news890154152.html