7月26日 13時03分
九州北部を襲った記録的な豪雨で大きな被害が出たことを受けて、台湾の日本における窓口機関の代表が26日、日本側の窓口機関を訪れて被災地への見舞い金を寄贈しました。
日本との窓口機関である台湾の駐日代表処の謝長廷代表は26日、日本側の窓口機関に当たる日本台湾交流協会を訪れました。
謝代表は、九州北部豪雨で被害が大きかった福岡県と大分県に対する見舞い金として、それぞれ100万円を谷崎泰明理事長に手渡しました。

謝代表は「水害による被害に心を痛めています。台湾と日本は災害が多く、被災地が一日も早く復興できるようお祈りします」とあいさつしました。

これに対し谷崎理事長は「温かいお気持ちを頂き、心から感謝します。日本・台湾のすでにある大変すばらしい関係がさらに発展していくと確信しています」と応じました。

今回の豪雨では、台湾の蔡英文総統も、今月7日にみずからのツイッターで、日本語で「心よりお見舞いを申し上げます」とメッセージをつづっています。

台湾からは、東日本大震災の際にもおよそ200億円の義援金が被災地に送られるなど、日本で災害が起きるたびに見舞い金や義援金が寄せられています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170726/k10011074881000.html