2017年3月13日 14時28分(最終更新 3月13日 14時28分)

 3月11日、米コロラド州ネダーランドで、冷凍保存されているノルウェー人男性の遺体に敬意を表するという、毎年恒例の祭りが開催された。
霊柩車パレードで開幕、続いて「棺運び競争」などが繰り広げられた。写真は棺運び競争の様子(2017年 ロイター/Rick Wilking)
 http://mainichi.jp/articles/20170313/reu/00m/030/008000c

 [ネダーランド(米コロラド州) 11日 ロイター] - 米コロラド州ネダーランドで、冷凍保存されているノルウェー人男性の遺体に敬意を表するという、
毎年恒例の祭りが開催された。霊柩車パレードで開幕、続いて「棺運び競争」などが繰り広げられた。

 この男性は1989年に死亡、将来の復活に希望をつないで遺体は冷凍保存され、4年間カリフォルニア州で保管されていた。
その後1993年に孫が所有地のあるネダーランド近郊に移送、街で最も有名な「住民」となっている。

 祭りは観光客誘致の狙いで、地元の女性実業家が商工会議所所長を務めていた16年前に発案。
3日間にわたり、寒中水泳や冷凍サケの投げ合い、音楽イベント、仮装舞踏会などが行われる。

 開催当初は1000人程度の参加だったが、現在では2万人が訪れるという。多くはハロウィーンの衣装を身に着ける。