道内では、ところにより大気汚染物質ＰＭ２．５の濃度がふだんより高い値が観測されています。
道は、現在の濃度でただちに健康に影響が出るとは考えていないが、高齢者や呼吸器などに疾患のある人はなるべくマスクをしたり、外出を控えたりするなどしてほしいと話しています。
道内は北西の風が吹いており、大陸から運ばれたとみられる大気汚染物質ＰＭ２．５の濃度が日本海側を中心にところによりふだんより高い値となっています。
札幌市では午前１１時現在で、市の中心部の観測地点で１立方メートルあたり９７マイクログラムとなるなど、市内の８か所中５か所で９０マイクログラムを超えています。
小樽市や旭川市の観測地点でも濃度が比較的高い状態となっています。
道によりますと、環境省が健康に影響がでるおそれがある基準としている１日平均７０マイクログラムを超えている地点はいまのところないためただちに健康に影響が出るとは考えていないが、
高齢者や呼吸器系や循環器系に疾患のある人はなるべくマスクをしたり、外出を控えたりするなど慎重な行動をとってほしいと話しています。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180427/4293601.html
