自殺ごっこが社会問題に「一度死ねば前世の自分に会える?」『ぼく地球』で危ない手紙が殺到した日渡早紀がフィクション宣言をした理由 [鳥獣戯画★]
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女子高生・亜梨子(ありす)は、前世では「木蓮」という女性で、6人の仲間と月基地にいた。亜梨子は前世の記憶を共有する仲間と集い、仲間の一人・輪は月基地でのキィ・ワード収集を始めるが、それが地球と月の運命を狂わせるきっかけに──。 日渡早紀の『ぼくの地球を守って』は、1986~1994年に雑誌『花とゆめ』で連載され、“前世・輪廻転生”の大ブームを起こした傑作SFマンガだ。
実は連載当時、熱狂した読者たちは現実でも前世の仲間探しを始め、作者自らが「この作品はフィクション」と異例の宣言を出す事態となった。《戦士症候群》と呼ばれるこの社会現象を、作者は当時どんな思いで眺めていたのか。
(略)
フィクションの世界に迷い込む読者が大量発生
――そうだったんですね。読む側としては、当時の熱心な女子読者は、軽く熱に浮かされているような印象がありました。
先生の元にも「今の自分は本当の自分じゃない、前世の仲間と会いたい」「一度死ねば前世の自分に会える?」「自分も『ぼく地球』の前世キャラクターの一人じゃないか」など、現実とフィクションの境目が危うくなった読者の手紙がたくさん届いたそうですね。
日渡 そうですね。連載が進むにつれ、そういったお手紙もありました。
――コミックス8巻(1989年発売)の欄外では、ついに先生自らが「ぼく地球はフィクションです」と宣言。これはかなり衝撃的でした。
これを読んだとき、「作者本人がそこまで言わなきゃいけないほどなのか!」と驚きました。フィクションの世界に迷い込む読者がこれほど生まれるとは、先生や編集部も予想外だったのでしょうか。
日渡 予想外でした。少なくとも私にはですが。
実は、花とゆめコミックス7巻の最初のページに《この作品はフィクションです。実在の人物・事件・団体等とは、いっさい関係ありません。》と、注意書きを入れてるんですよ。
それまでは私自身も、フィクションと現実を混ぜ合わせてしまう微妙な事態を気にかけてはいましたが、そこに触れると、読者さまが作品を楽しむ気持ちに冷や水をかけてしまうのでは……という葛藤がありました。
そうしたら、担当氏が「7巻の冒頭に注意書きを入れておくよ」とお気遣いくださって。注意書きを冒頭に入れて、様子を観ようということになったんです。)
――8巻でフィクション宣言を出す前に、7巻にワンクッションが入ってるんですね。
日渡 そうなんです。ちなみに《この作品はフィクションで……》という注意文の先駆けは、三島由紀夫氏の小説『宴のあと』らしいですね。その後、さいとう・たかを先生原作の特撮ドラマ『超人バロム・1』でも、ドルゲ事件(*)以後、テロップが使用されたようです。
最近もSNSで騒がれていた作品があったようです。いつの時代も年齢に関係なく、フィクションと現実の境の見極めは難しい……という事実は、変わらないのかもしれません。
*ドルゲ事件 1972年、『超人バロム・1』の悪役・ドルゲと同姓のドイツ人が、「番組のせいで子供がいじめられる」と放送局に抗議。後日、作品がフィクションである旨を記すテロップが番組内に挿入された。
徳島の自殺ごっこ事件とフィクション宣言の関係
――現在、ウィキペディアの《戦士症候群》の解説には、1989年8月に徳島で小中学生の自殺ごっこがあり、それが『ぼく地球』の「フィクション宣言」に少なからず影響したように書かれています。これは事実なのでしょうか。
日渡 世間から見ると、私のフィクション宣言は、その事件がタイミング的に影響したように感じられたのだろうなと思います。
でも実際は、コミックス7巻が出たあたり(1989年7月)から、私と担当氏の間では「本当はキッパリ、警告文を書いたほうがよいのかもしれないよね」という話をしていました。私自身の手で宣言文を書こうと思うタイミングと、徳島の事件の時期が重なったという偶然があるとは思います。
――そうでしたか。
日渡 ただ、もし徳島の事件がなかったとしても、8巻にフィクション宣言は書いたと思います。読者さまにとっても今では黒歴史であろうなぁと思われる(笑)内容のお手紙が、当時はあまりにも多かったですから。
『ぼく地球』の設定上では、《自殺をすると転生できない》というセーフティ設定を盛り込んではいたのですが、難しいものだなぁと当時、実感しました。
――そうでした。木蓮(亜梨子の前世)の「自ら命を絶たないで」という言葉のために、紫苑(木蓮の伴侶)は一人で生き続けますね。
(全文はリンク先で)
文春オンライン5/28
https://bunshun.jp/articles/-/54349 かつて世界で宗教が流行っていたのは、人類が無知だったというのも有るが
当時の権力者が宗教を利用して実権を握ろうとしていただけです
教祖達は、人々を救いたいのではなくて、自分が楽をして金と権力を
握りたかっただけです
『家でゴロゴロしていて金持ちになりたいから、お前らワシに金を貢いでくれ』と
誰かが言ったところで、相手にされるはずがない
『国民を飢餓や天災から守るために、ありがたい大仏・寺・神社《教会》を造るから
皆さん、少しでいいので協力金を出してください』と言えば、無知な方が騙される
そして、教祖様は、その金をピンはねして家でゴロゴロしていい暮らしをしている
それは今も昔も変わらない
『現世の苦しみから皆様を救ってあげますよ』とか、『この宗教を信奉していれば、死後に
天国・極楽浄土に行けますよ』とか適当なことを言って、無知な方をカモにしている
そして、教祖様は無知な方から集めた金で、家でゴロゴロしていい暮らしをしている
それだけでは飽き足らず、信者や信者の子供たちを手籠めにしている
信教の自由は当然保障されるべきだが、ある一定以上の収入があるのなら、宗教法人からも
きちんと法人税を徴収すべき
慈善団体もそうだが、宗教団体も寄付金の合計額は勿論、経費の内訳をすべて公開すべき
新興宗教に無知な方が騙されるのは自由かもしれないが、宗教法人のすべての収入に対して
平等に納税させるべき
宗教弾圧?企業から法人税を取れば、それは企業弾圧なのでしょうか?
そう言えば、仏教が日本に伝来した時には戒名って無かったそうですね
最初に戒名を考えた人は天才経営者ですね 国の未来、自分の未来に希望が持てなくなったら、そりゃ過去や別次元に思いを馳せるだろ
でも世界は結構広い 逃げ出す所は沢山あるさ 自殺した人は、死後、そのシーンを何度も何度も再現する、という話も聞く。
だとしたら、地獄だな。 >>5
都会で疲れたひとは日本の遠隔地行くといいよね すべての宗教の経典の最初のページに掲載を義務付けるべき。
この神はフィクションです。実在の人物・事件・団体等とは、いっさい関係ありません。 懐かし
帽子かぶった強カワなショタ君に自己投影して観てたわ 転生ものとか流行りすぎたせいで今の若い世代は死生観がめちゃくちゃ なろう系見て現世でどーにもならんキモヲタがリセマラしてくれれば社会的にはプラスになるのかな? みんな早く転生しなよ
俺は2回死んで行って戻ってきたよ
何も変わってないけど 戦士症候群とやらのウィキの過去の読者投稿が面白かったよ 日本人に生まれてきただけで地球ガチャのなかではかなり当たりだと思うがな。 脳にため込んだ知識・情報を持ったまま過去の肉体(脳)にループできるアニメも多い。転生だって可能だろう
むしろ記憶のリセットが行われる転生のほうが現実味があるかもしれない あれ猫がデカいんじゃなくて宇宙人が小さいんだよな
だから基地も小さくて人類に発見されてなかった つか、作者のところに「わたしも植物や木と対話できます」って手紙きてて
そっちを試してみたらダメだったわ。マジでいるならうらやましいな 今は死んだら異世界転生できる作品で溢れかえってるけど ファンタジックチルドレンも宇宙人が地球に転生する話だった トラックに体当たりしても異世界転生はできません
転移魔法をかけてもらえるのを待ちましょう 基本的に自殺者は転生できないって設定はぼく地球発祥だっけか OVAは本当に出来が良い。
プロジェクトIGを攻殻機動隊じゃなくてぼく地球で知った
続き作ってくれんかのう・・・ オカルト誌の読者ページにそんな感じの前世がどうたらな文通募集みたいなのがそれなりにあったような記憶 生れて初めて少女漫画で伏線張りまくり衝撃の事実に驚愕させられた作品だった
ガキだったから〇〇が実は〇〇でしたは、まんまとだまされた
作者はコミックスのトークの箇所でヒントはいくつか描き込んでいたって書いてて
それもビックリした。 コミックス途中まで読んでたけど進行が遅くて読むの途中でやめた。 コロナで、いまさらに思い出したよ。この作品もウイルス関連の作品なんだよな 現実と妄想の区別がつかいない大人はたくさんいるからね。 >>7
>>42
素晴らしい。
まさに奴隷をコントロールするためのカルトだ。
都合よく自殺を咎めるカルトを流行らせれば底辺奴隷の自殺を防止できるな。
同じく寿命まで生きればなぜか都合よく地獄に行かないと刷り込めば定年まで囚人のように働かせることができるだろう。
底辺(主に中高年)なら根拠のないオカルトやカルトでも本気で信じて勝手に広めてくれるからな(笑)
そいつらからすれば口のない死人相手にマウントを取れるし、我々も奴隷の自殺を防げてお互いにメリットしかないというわけだな(笑)
盲信しない奴には適当にオカルトに傾倒した脳神経外科医の名前や霊能力者とかいう詐欺師の発言でも出しておけば真に受けるだろう。
奴隷に自殺は許されん。
彼らを逃がしてはならない。
奴隷はカルトでコントロールして定年まで囚人のように働かせろ。 >>54
王制、共和制、民主制その他宗教に関わらず、
正しいと認定されたしくみでそれぞれ虐げられた
人間が作られるのは周知の結果。 「一度死ぬ」が理解不能
何回死ねると思ってるんだ馬鹿なのか 当時はあの「ムー」の文通相手募集コーナーにも
「私と○○という前世の記憶を共有する人、連絡ください!」
みたいな手紙が殺到して編集部が
「現実と空想を混同しないようにしましょう」と
異例のおまいうメッセージを出さざるを得なかったという
それくらい「ぼく地球」の影響力は凄まじかったのよ >>13
令和のこの世こそ地獄そのものだからね。
転生の希望にすがりたくなる気持ちもわからんでもない。
たとえフィクションにせよ。 昔の子供は純粋だったな
今の子供はこれだけ死後転生や死後転移物が流行っても
全然死のうとしなくなるくらいには
フィクションを子供の頃から理解している 今の子は他人依存だな
独りにならないようボッチ煽りしてSNSで四六時中縛り合って
毎年万単位で子供の数が減っていくなか自殺率右肩上がり >>58
この世の地獄ってあんた人間の歴史で今が一番潤ってて何でもできて自由なところやぞ
自殺者が増えたんじゃなくて自死できる自由が生まれたってのが正解よ
昔は何からの要因で死ぬのが当たり前で自死は認められないって風潮があったのが今に来て認められてきた結果よ 支配を支配と気づかせない自己責任の現代こそ不幸じゃね。 >>57
逆
1985年頃からムーで、前世の仲間を探す投稿が急に増え(いわゆる戦士症候群)、
その流行にぼく地球(1986年)が乗っかった
※同作の影響で、更に同様の投稿が急増したのは事実 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています