SPA12/17(金) 15:53
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ファミコンのレトロゲームを見直す機運
 昨今のレトロゲームブームによりファミコンやスーパーファミコンと言ったソフトが見直され、価値も大きくあがってきています。

 背景には、当時おこづかい不足や家庭の事情などにより購入出来なかった、30代〜40代の現役世代が今では金銭に余裕ができて昔を懐かしんで購入したり、Youtuberによるゲームプレイ配信を見た若手視聴者が同じゲームをプレイするために購入するなんてことも。

 また、最新ソフトは高価ということもありHARD OFFなど中古ショップで簡単に安く手に入るソフトを親子で一緒に楽しむという状況もあるとか。

ロムカセットを作ったマニアがいる
 そんなレトロゲームブームですが、一部マニアの間で数年前から話題になっているのが、「古くて新しいゲーム」。

 世の中は「Nintendo Switch」や「PlayStation5」など高性能ゲーム機で盛り上がっていますが、ファミコンのゲームソフトを作りFC/FC互換機用ソフトとして実際にロムカセットとして発売までしてしまった究極のマニアがいます。

 漫画家・イラストレーターの「RIKI」さんは元々レトロゲームが大好き。趣味が高じてついには店舗ごと購入しゲーム店をプロデュースするほどに。ついにはファミコンが販売されてから30周年の2013年に8bit用ゲーム「キラキラスターナイト」を発表。これがここから10年近くに渡る「レトロゲーム開発ブーム」のきっかけとなりました。

 2016年には「8BIT MUSIC POWER」と言うFC/FC互換機で視聴できるチップチューンアルバムカセットを「コロンバスサークル」から販売。

 同16年に「キラキラスターナイト」も「キラキラスターナイトDX」としてロムカセットゲームとして個人開発ゲームが初めて全国で一般販売を開始。「レトロゲーム」「レトロゲーム開発」のダブルブームとなり、元SNK社員が開発したSFC/SFC互換機向けソフトの「The Darkness Hunter -Unholy Night- 魔界狩人」や公式に版元から許諾を得たFC/FC互換機向け「8bit-COLLECTION」SFC/SFC互換機向け「16bit-COLLECTION」など、数々の新作レトロゲームが開発・販売されてきました。

販売開始後4分で完売
 2020年にはついにロムカセット基盤まで新設設計したFC/FC互換機向けのシューティングゲーム「アストロ忍者マン」が販売され、すべて個人生産ということもあり、高額ではあったものの、販売開始後約4分ほどで完売するほどでした。「アストロ忍者マン」は8BITサウンドが楽しめるシューティングゲーム。初心者でも単純明快なゲーム性なので頭を悩ますこと無くプレイすることが可能です。

 そして2022年2月に販売が予定されている最新ソフト、「アストロ忍者マンDX」は再びコロンバスサークルの協力の下、安価に製造・販売できる運びとなり、「アストロ忍者マン」販売時に妥協してしまった点やファミコン+ブラウン管と言った当時のプレイ再現時に出てしまった不満点などを大幅に改善。ボスイラストを描き起こし、雑魚グラフィックなども新たに手直しされ、ブラウン管でのプレイでもしっかりと描写されるように進化しています。

 現在のゲームソフトのようにネットワークからのバージョンアップは出来ないレトロゲーム。初代「アストロ忍者マン」を所持しているから今回はパスなんて思っている人もぜひ新しくなった「アストロ忍者マンDX」を購入して違いを発見してみてください!

協力/RIKI、コロンバスサークル