京都アニメーションが13日、自社が主催する『京都アニメーション大賞』を当面の間、開催休止することを公式サイトで発表した。

 公式サイトでは「昨年11月20日に第11回京都アニメーション大賞の中止をご案内して以降、京都アニメーション大賞の開催について社内で検討を重ねて参りました。しかし、総合的に勘案をいたしました結果、当面の間、京都アニメーション大賞の開催を休止させていただきます」と経緯を説明。

 また、「あわせまして、弊社宛に原稿やアイデア等をお送りいただいても弊社がそれらのご提案をお受けすることは一切ございません。また、ご提案いただいたアイデア等に関し、弊社はこれを検討、評価、採用する義務を負いません。企画資料等をご送付いただいた場合、原則として開封せずに廃棄させていただきますこと、ご了承ください。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」としている。

 同賞は、プロ・アマ問わず応募でき、大賞に選ばれた小説はアニメ化、文庫化が決まるというもの。『第5回京都アニメーション大賞』小説部門で大賞を受賞した『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、テレビアニメが放送されたほか、劇場版の公開が9月18日に控えている。なお、第1回小説部門奨励賞受賞作品『中二病でも恋がしたい!』や第4回小説部門奨励賞受賞作品『無彩限のファントム・ワールド』など、大賞受賞以外の作品もアニメ化されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4502969ac70cf44a5aafec804df2846547a649a