0001朝一から閉店までφ ★
2019/11/08(金) 16:11:35.18ID:CAP_USERTVアニメ「おねがいマイメロディ」や「探偵オペラ ミルキィホームズ 」、「プリパラ」シリーズなどの監督として知られる森脇真琴のトークショーが、出身地でもある北海道で開催された「第6回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」にて去る11月3日に行われた。
トークショーの前には同会場で「おねがいマイメロディ」シリーズの上映が行われ、朝早くから集まったファンや親子連れが、森脇自身がセレクトした4エピソードを楽しんだ。トークショーは6月に著書「現代アニメ『超』講義」を刊行した批評家・石岡良治との対談形式で進行。森脇は「おねがいマイメロディ」のウサミミ仮面Tシャツを身に着け、大きなマイメロディのぬいぐるみとともに登壇した。
最初に先ほど上映された「おねがいマイメロディ」のセレクション基準について聞かれると、森脇は「特に1・2年目はストーリーと一緒に歩んでいないと(わかりづらい)と思ったので、ギャグ作品だけをセレクトしました。サブタイトルで内容を想像するのが割と難しい作品なので、パッと絵が思い出せなかったりして、旧スタッフたちと話し合って選びました」と説明。
特に「おねがい♪マイメロディ きららっ☆」からセレクトした「ありゃま! まあるくおさまっちゃった」については「当時すごくウケたんです。みんなで作りながら笑ってたし、バクがチューするところで笑いが止まらなくて(笑)。長いキャリアの中で、プロである録音スタッフが我慢できずに笑っちゃってリテイクを録ったということは、本当に初めてのことだったので、よく覚えています」と語った。
「おねがいマイメロディ」では、画面の向こうの視聴者に向けて話しかけてくるはりねずみくんというキャラクターが“ころり”と転がることで、作中で魔法にかかった人々がその記憶を消されるという設定がある。石岡がこれは誰の発案なのか尋ねると、森脇は「“ころり”は私ですね。ころりと忘れることが自分は多いので」と答え、「話しかけてくるのは……あっ、私だ(笑)。
1話のコンテでそういうふうにして、メタなところにいるキャラクターになりました」と述懐。石岡がそうした設定をはじめ、「マイメロ」には不穏な要素が混ざっていると指摘すると、森脇は「メルヘンって割と怖い要素が入っているものですから、混ざりやすいんだと思います。でも今日観ていて、ギャグと怖さと『かわいい』が入っている作品は、そういえば当時はなかったのかなって思いました」と気付きを語った。
一方で「おねがいマイメロディ」のキャラクター・真菜が“かわいいものが苦手”という設定であることについて、観客から着想を尋ねられると、森脇は「作品を作るとき、主人公を好きなキャラだけじゃなくて、嫌いなキャラを作るんです」と答え、「『マイメロ』では白山くんが“好き”で、真菜ちゃんが“嫌い”。真菜ちゃんには私の属性も入っているかもしれません。かわいいものを見るといじめたくなってしまうところがあるので(笑)」と明かした。
===== 後略 =====
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