吹き替えの仕事は舞台役者の副業という認識が強い故に軽視されており、山田も「口の動きに合わせて日本語を喋ればいいだけだ」と高を括っていた。
しかし、初めての収録の際、本番前のテスト中に突然降板させられた。その際に監督から「君の芝居は吹き替えに合わない」と言われた山田は、今までの自分の考えが非常に甘かったと反省。
その日から、山田は「吹き替えもまた役者の演技」と心機一転し、芝居の原点に戻って稽古を続けた。
その1年後である1959年に、海外テレビドラマ『ローハイド』の吹き替えにおいてクリント・イーストウッド演じるロディ役に抜擢され
「クリント・イーストウッドの吹き替えは山田康雄」と世間から認知されるほど有名になり、死後においても「クリント・イーストウッドといえばこの人」といわれている

現実 山田康雄ですら1年吹き替えの稽古をした

バカ「俳優は稽古しなくても声優なんて余裕で出来る」