CHIROLUによる小説「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」のアニメ化が決定。公式サイトがオープンし、キービジュアルとキャスト情報が公開された。

「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」は、若き凄腕冒険者の青年・デイルが幼い魔人族の少女・ラティナと出会ったことから始まるアットホームなファンタジー。罪人の烙印を押されたラティナをそのまま放置できず、保護者になったデイルだったが、ラティナのかわいさから次第に親バカになっていく。投稿サイト・小説家になろうにて発表され、HJ文庫より単行本が7巻まで刊行されているほか、ほた。によるコミカライズ版がComic Walkerにて連載されている。

キャストにはラティナ役に高尾奏音、デイル役に岡本信彦が名を連ねた。高尾は自身の役について「ラティナは幼いながらもしっかり者で、賢くて本当にいい子です。でも弱い部分もあって、守ってあげたくなっちゃうようなピュアで可愛らしい女の子です」とコメント。岡本は「タイトルだけみてハーレムものだと勘違いしました」と作品への最初の印象を話し、「みんなを際立たせられればと臨んでいたのですが、娘を溺愛するクレイジーな男が出来上がりました」とアピールした。

また原作者のCHIROLUからのコメントと原作のイラストを手がける景からのアニメ化を記念したイラストも到着した。なお本作はホビージャパンの50周年記念アニメ化作品として制作される。放送時期などは続報を待とう。
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■原作者・CHIROLUコメント

過去の自分にこんな事態が起こりうるのだよと告げることが出来ても、うさん臭い物を見る目で見られるだけだろうと思う今日この頃です。全てはありがたい御縁と読者をはじめとした皆さまのお蔭と存じます。心より深く御礼申し上げます。そして、『うちの娘の為ならば、俺はもしか したら魔王も倒せるかもしれない。』という、関係各所の皆さまの頭を抱えさせた矢鱈長いタイトルを勢いとノリで付けてしまったことについては、深く反省したい所存であります。

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https://natalie.mu/comic/news/320669