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 大ヒット作「トランスフォーマー」シリーズの人気キャラクターを主人公にした映画「バンブルビー」のスペシャルトークイベントが12月1日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミックコンベンション2018」(通称:東京コミコン2018)で行われた。イベントには「トランスフォーマー」シリーズのオプティマス・プライム役の吹き替えで知られる声優の玄田哲章が来場。「バンブルビー」にも吹き替え声優として続投することを宣言し、場内から大喝さいを浴びた。

大ヒット作「トランスフォーマー」シリーズ最新作となる「バンブルビー」は、シリーズ第1弾の「トランスフォーマー」(2007)でバンブルビーがサムと出会う以前の1980年代を舞台に、思春期の少女チャーリーとバンブルビーの交流をはじめとした知られざるエピソードが描かれる。

この日の会場には大勢の「トランスフォーマー」ファンが来場。「今日はバンブルビーの応援に来ました!」と語りながら登場する玄田に会場は大盛り上がり。もともと実写版のオプティマスの声はオーディションで参加することになったという玄田だが、「日本のファンの皆さんから、玄田じゃないと映画を見に行かないと応援してくれて。そのおかげで決まりました。うれしかったです。皆さんのおかげです。ありがとうございます」と感謝のコメントを述べると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

そんな流れから「アメリカに来ないかと。あなたの声でビジネスをやりたいというお話があったんですよ」と明かした玄田だったが、「でも英語ができるかといわれて。この年でまた英会話を始めるのはしんどかったもので。向こうの生活も自信がなかったんで、そのお話はお断りしました」と振り返る。

玄田が演じるオプティマス・プライムは、「バンブルビー」にも登場。その吹き替え声優として玄田が続投することが明かされると、会場のファンは歓喜。すでに吹き替えも済ませているそうで、「まだ完成していないので、薄暗い白黒の画面しか見せてもらえなかったですが、一生懸命やりましたよ」とニッコリ。詳細はまだ言えないとのことだが、「バンブルビーと主役の少女チャーリーという2人の物語なんですが、バンブルビーが愛らしくてかわいくて、お茶目なんですよ。きっと皆さん感動すると思いますよ」とファンの期待をあおった。

すると声を失ったはずのバンブルビーが「ところでオプティマス・プライム、今回のバンブルビーは話せるの?」と言葉を話すひと幕も。そんなファンに向けて玄田は「実は今回、この映画でなぜバンブルビーが声を失ったのか、その謎が明かされます。これはバンブルビーのファンにとっては興味深いことになると思いますよ」と解説した。そんなイベントもいよいよ終盤を迎え、最後玄田はオプティマスの声で「ぜひ劇場へお願いします! トランスフォーム! 待ってるよ!」と呼びかけた。

「バンブルビー」は2019年3月22日から全国で公開。

■イベントを盛り上げた玄田哲章
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