【11月4日 AFP】
世界的な人気を誇るオンライン対戦ゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」の世界大会決勝が3日、韓国・ソウル近郊のサッカースタジアムで行われ、会場は決勝戦を心待ちにしていた数万人のeスポーツファンで埋まった。

 LoLは「マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)」系ゲームで、ファンの数は推定で全世界に1億人。数十のプロチームが参加する国際大会は、オンラインとオフライン合わせて数百万人が視聴する。

 決勝戦は、中国代表チーム「インビクタス・ゲーミング(Invictus Gaming)」と、2011年第1回大会覇者の欧州代表チーム「フナティック(Fnatic)」の顔合わせとなった。

 会場となったソウル西郊仁川(Incheon)の文鶴(Munhak)競技場には、決勝開始時刻の3日午後5時の数時間も前からファンが集まり、横断幕や旗を振ってひいきのチームや選手に声援を送った。

 チケット2万6000万枚は完売。スタジアムの壁には出場選手の大型ポスターが張られ、LoLのお気に入りキャラクターのコスプレをした観客も多数見られた。

 いよいよメインステージの両脇から両チーム各6人の選手たちが登場すると、会場から大歓声が湧き起こった。試合が始まると、ファンたちはスタジアムの大型スクリーンに映し出されたプレーに見入り、ひとつひとつのプレーに声援を送ったり、固唾をのんで見守ったりした。

 5回戦で先に3勝したチームの勝利となる「BO5」形式で行われた決勝は、3対0でインビクタス・ゲーミングがフナティックに圧勝した。

 決勝戦はオンライン動画配信サイトのストリーミングサービスで100万人以上が視聴した。(c)AFP

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