[映画.com ニュース] 9月29日〜30日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。9月最後の週末は4本の新作がランクインし、アニメ「劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ」が初登場で首位を獲得した。同作は、緑川ゆきの人気コミックを原作とするテレビアニメの劇場版。全国136スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員11万7473人、興収1億7214万4780円をあげる高稼働をみせた。最終興収で10億円超えが期待できる好スタートとなっている。

2週連続首位だった「プーと大人になった僕」は2位に後退したが、週末2日間で動員11万1000人、興収1億5500万円をあげ、累計動員は115万人、興収は15億円を突破した。

3位には新作「散り椿」がランクイン。名カメラマンの木村大作が映画監督第3作として、岡田准一を主演に迎え手がけた時代劇だ。28日から全国342スクリーンで公開され、土日2日間で動員9万2000人、興収1億0800万円の成績。まずは興収10億円が当面の目標となりそうな出足となっている。

「クワイエット・プレイス」は5位に初登場。同作はエミリー・ブラントが主演し、全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラーだ。28日より全国194スクリーンで公開され、土日2日間で動員8万1717人、興収1億1208万5000円を記録。若年層グループを中心に土曜日は好稼働し、3日間では動員11万1012人、興収1億5020万8100円をあげた。

新作では他に、「HiGH&LOW」シリーズのスピンオフ作品「DTC 湯けむり純情篇 from HiGH&LOW」が9位にランクインしている。なお、好調をキープしている7位「カメラを止めるな!」は累計動員が173万人、興収は24億円を突破。「銀魂2 掟は破るためにこそある」は8位に後退したが、累計興収は間もなく35億円に達する。そして10位の「検察側の罪人」は27億円を超えた。

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