ライチョウ4羽がふ化、栃木
那須の動物園
2018/7/11 16:55
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那須どうぶつ王国でふ化したニホンライチョウのひな=11日、栃木県那須町(同園提供)
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国の特別天然記念物で絶滅危惧種「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む栃木県那須町の那須どうぶつ王国は11日、4羽のひながふ化したと発表した。性別はまだ分かっていない。

同園によると、6日に受精卵4個を上野動物園(東京都)から移送し温めていた。10日午後5時すぎに最初の1羽が生まれ、11日午前6時半までに全て無事に誕生した。

どうぶつ王国では3月、飼育している雌とつがいにするため、大町山岳博物館(長野県)から雄1羽を譲り受けたが、このペアから卵は産まれていない。

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上野動物園、ライチョウ2羽ふ化
国の特別天然記念物
2018/7/11 19:51
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上野動物園(東京都台東区)は11日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種「ニホンライチョウ」のひな2羽がふ化したと発表した。性別は不明。

上野動物園によると、5月13日から同居を始めた人工飼育のつがいが複数回交尾し、6月4日〜7月4日に卵を計13個産んだ。

園が、ふ卵器に入れて温めた9個のうち、4個は那須どうぶつ王国(栃木県那須町)に移送。残った5個のうち2個から10、11日に1羽ずつひなが生まれた。

那須どうぶつ王国に移送した4個も、11日までに全てふ化して、4羽のひなが誕生した。