続き)>>1

■アマゾンの狙い
 新しくスポンサーになる企業は、どんな番組を提供しているのか。

 西松屋チェーンのマスコットキャラクターは、白いうさぎの「ミミちゃん」だ。
『1億人の大質問!笑ってコラえて!』(日本テレビ)、『しまじろうのわお!』(日本BS放送)、
『それいけ!アンパンマンくらぶ』(BS日テレ)、『ぼくは王さま』(日本BS放送)のスポンサーになっている。


 大和ハウス工業のテレビCMには、俳優の役所広司が長く出演している。
1月2日から放送されている「物流にAIを」篇も役所広司主演の最新作だ。


 大和ハウスの1社提供番組は、『心に刻む風景』(日本テレビ系)、『100年の音楽』(テレビ東京系)、
『Together〜だれにも言えないこと〜』(BS-TBS)がある。
ラジオではニッポン放送で『ダイワハウス・モーニングエッセイ 川井郁子ハートストリングス』を提供している。

 アマゾンジャパンはどうか。「アマゾンプライム(Amazon Prime)」のCMは、いずれも好感度が高い。
新しく生まれた赤ちゃんとゴールデン・レトリバーとの交流を描いたストーリーや、
ポニーと調教師による愛があふれた物語、孫がおばあちゃんの家に行き、
おばあちゃんが若い頃好きだったバイクに乗せるCMなどがそうだ。

 
アマゾンジャパンは今、有料の会員サービス「アマゾンプライム」の拡大に力を入れている。
年会費3900円を払えば、当日配送される「当日お急ぎ便」、
注文から3日以内に配送される「お急ぎ便」も無料で利用できる。
映画やテレビ、ドラマなどが見放題の「プライム・ビデオ」、
100万曲の楽曲も聞き放題の「プライム・ミュージック」など、プライム会員には至れり尽くせりの特典がある。


 低価格の年会費で特典を満載して、アマゾンのサイトに移動できるような良い環境をつくり出し、
商品の注文につなげる仕組みをとっている。


『サザエさん』のスポンサーになることで、プライム会員の増加を期待していることは言うまでもないだろう。

『サザエさん』の新スポンサー企業は、4月からどんなCMを打つのか。
番組冒頭やエンディングでサザエさんが語る
「エネルギーとエレクトロニクスの東芝がお送りします」というお決まりだったナレーションは、どう変わるのか。
『サザエさん』スポンサー交代の見どころは尽きない。

ビジネスジャーナル
http://biz-journal.jp/2018/03/post_22489.html