2017年11月03日 ブック 映画
(写真)
映画「氷菓」のワンシーン (C)2017「氷菓」製作委員会


 人気作家の米澤穂信(よねざわ・ほのぶ)さんの小説が原作で、俳優の山崎賢人さんと女優の広瀬アリスさん主演で初めて実写映画化した「氷菓」(安里麻里監督)が3日から
TOHOシネマズ渋谷(東京都渋谷区)ほかで公開された。山崎さん演じる省エネ主義で、やる気がなさそうに見えるがずば抜けた分析力を持つ
折木奉太郎と広瀬さん演じる好奇心旺盛の名家の娘、千反田えるらが四つの学園の謎に迫る青春ミステリーだ。

 「氷菓」は、米澤さんの220万部を突破した人気「古典部シリーズ」の第1作が原作で、2012年には京都アニメーション制作でテレビアニメ化もされた。
「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなくてはいけないことなら手短に」をモットーにした“省エネ主義”ながら優れた推理力を持つ高校生・折木奉太郎(おれき・ほうたろう=山崎さん)は、
神山高校に入学し、姉の命令で入部した廃部寸前の「古典部」で、好奇心の塊のような千反田(ちたんだ)える(広瀬さん)と出会い、学園で起こる不思議な謎を次々と解き明かしていく。
やがて、奉太郎の推理力を見込んだえるは「10年前に失踪した叔父がえるに残した言葉を思い出させてほしい」と依頼。それは33年前に学園で起きたある事件へとつながっていた……という展開。

     ===== 後略 =====
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https://mantan-web.jp/article/20171103dog00m200020000c.html
(細田尚子/MANTAN)