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ベテラン作家たちの原画が並ぶ企画展(京都市中京区)


 自称「世界最高齢」のアニメーション自主創作集団「G9+1」(ジーナインプラスワン)の原画展が、京都市中京区壬生馬場町のおもちゃ映画ミュージアムで開かれている。

 G9+1は、東映動画や手塚プロダクションなどを出発点に、半世紀以上現役として活躍するベテラン作家10人で構成する。
「まんが日本昔ばなし」などを手がけたきらけいぞうさんや、「怪物くん」などが代表作の杉並アニメーションミュージアム館長の鈴木伸一さんらがメンバー。

 原画展は、G9+1のアニメーション「九爺一助☆新畫帖(しんがちょう)」と「G9+1のナントカ天国」が、京都国際映画祭の一環で、よしもと祇園花月(東山区)で上映されるのに合わせ企画した。

 展示しているのは、昨年制作の「G9+1のナントカ天国」の一場面となった原画10点。ネコがワインを味わっている「妄想天国」や、鬼が雲の上でシャワーを浴びる「鬼の天国」など、ユーモラスな作品がそろう。

 14日まで。上映は15日午前10時から。ともに有料。

【 2017年10月10日 15時08分 】

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20171010000075