タカラトミーは11日、AI(人工知能)や画像認識技術を搭載した手のひらサイズのロボット
「COZMO(コズモ)」を9月23日に発売すると発表した。
価格は2万6980円(税別)。
販売目標は年7万個。

コズモは、2016年10月に米国のベンチャー企業・アンキ社から発売されたロボットで、
スマートフォンやタブレットのアプリを使って動かす。
日本発売にあわせ、アプリも日本語に対応する。

内蔵カメラとAIにより、その場の状況を自分で判断したり、
顔にあたる液晶部分の表示で「怒る」「笑う」などの感情表現を行ったりする。
音声認識機能はない。

内蔵カメラの顔認証機能で、登録された人を認識すると名前を呼んだり、「遊んで」と誘ってきたりするほか、
機嫌が悪くなると付属のキューブをひっくり返したり、寝てしまったりと、少し「やんちゃ」な性格に設定されている。

タカラトミーのハロルド・ジョージ・メイ社長は、
「今までのデジタル玩具とは次元が違う。単なる機械ではなく、心を持ったAIロボット」と語った。

写真:AIロボット「コズモ」
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以下ソース:毎日新聞 2017年7月11日 18時44分
http://mainichi.jp/articles/20170712/k00/00m/040/026000c