日本屈指のアニメーター・故近藤喜文さんの作画などを集めた企画展は3日、
三春町鷹巣の「空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎」で開幕する。
8月31日まで。
報道向けの内覧会が2日、開かれた。

近藤さんはスタジオジブリ制作の劇場アニメ「耳をすませば」で監督を務めるなど活躍したが、
平成10年に48歳で亡くなった。

企画展は「この男がジブリを支えた」と題し、
「耳をすませば」「火垂るの墓」「魔女の宅急便」などのキャラクターデザインやイメージボード、セル画などをはじめ、
「赤毛のアン」や「未来少年コナン」など、近藤さんが作画を手掛けた作品の資料を多数展示する。
「耳をすませば」の主人公になりきって写真を撮影できるコーナーもある。

3日午前10時からオープニングセレモニーを催した後、
スタジオジブリプロデューサーの田中千義さんによるギャラリートークを開く。
来場した先着300人にポストカードをプレゼントする。

企画展は福島ガイナックス、福島中央テレビの主催、福島民報社などの後援。
開館時間は午前10時から午後5時(入館は午後4時半)まで。
会期中は無休。
入場料は一般1200円、中学生以下600円。

写真:「耳をすませば」など人気アニメの資料が並ぶ会場
http://www.minpo.jp/common/news/localnews/IP170603AC0000611000_0001_COBJ.jpg

以下ソース:福島民報 2017/06/03 08:34
http://www.minpo.jp/news/detail/2017060342134