ボーイング787の機体にドラえもんを描いた日本航空の「ドラえもんジェット」が18日、初めて羽田−北京路線に就航した。日本への出発を前に北京国際空港で式典が行われ、ドラえもんの着ぐるみが登場、中国人の親子連れらが歓声を上げた。

 同機は、後方のドアが「どこでもドア」になっており、機体後部にドラえもんや東京スカイツリーが描かれている。4歳の長女と2歳の長男らと一緒に日本に観光に行く趙鳴暉さん(35)は「まさかドラえもんに会えるとは思っていなかった」と笑顔を見せ、記念撮影していた。

 日航の江利川宗光・中国総代表は「ドラえもんは国境を越えて多くの人に愛され、多くの人をつなぐ大使のような役割。日中友好に貢献できると考えている」と強調した。今後、同機は羽田−広州路線でも就航する予定。

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