……という程度の推理をしているところで、13巡目9pツモです。

この時思い出したのが、7p大明カンの時のタイムラグです。
「ああ、これを考えていたのか」と察しました。
ポンではなくカンだったのは、9pを鳴きやすくするためだとすると納得です。
2pの可能性は消えませんが、9pは私の中で100%ロン牌だと確信しました。

これも麻雀のベーシックセオリーの一つですね
「共有情報のノーチャンスは超危険」です。見えているカベは全員にとってトラップソースになります。
7pカンには、私の仕掛けへの牽制(早くて安い上がりで二位確保を目指されては困る)という意味と、この9p吊り出しを考慮したものだった、ということになります

というわけで、私の判断は、「9pは100%、西は50%くらいの確率でロン牌」
西は西家のトップ目にロンされる可能性も含めてこんなもんやろ、という判断です。多分、親には通る、と思って切りました。
100%と50%なら、50%の方を切りますよね。

15巡目、9pツモ和了できたのはラッキーです。これが中だったなら、2s切って下ります。
すると、西家に12000放銃して終了ですが……。西家に放銃するのはいいんですよね。
倍満振っても二位は安泰ですので。

まー、三位との点差が大きかったからこそできたギャンブルですねえ。
たまにはこういうのも楽しいものです

牌の綾? 実はこれ前局を見直すと、9pの綾はあるっぽいんですよね……
ですが全く意識してませんでした。この半荘、ずっといらいらしてたので、そういうところまで気が回ってないw