6月23日(水)朝日新聞東京版朝刊「声」欄
既成事実化の受け入れ 恐ろしい 無職 河野眞(大分県 63)
私たちは、既成事実の積み重ねで先の大戦に突き進んでしまった苦い経験とともに、
その過ちを繰り返さない理性も併せ持っているはずだ。
戦争と、平和の祭典である東京五輪・パラリンピックを同列では扱えない。しかし、
昨今のあふれる報道に感化されたのか、自分を含め多くの国民が、
既成事実化されつつあるオリパラ開催を受け入れているように感じる。そうした自己の
意識に気づき、がくぜんとした。ほんの数週間前は絶対反対の立場だったのに。
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が発した重い言葉が今でも
脳裏をよぎる。「普通は(開催は)ない。このパンデミック(世界的大流行)で」。
それなのに政府や国際オリンピック委員会(IOC)などは21日の五者協議で
「五輪有観客なら上限1万人」で合意するなど開催に突き進んでいる。
今回、私は自戒の念を込め、コロナ禍収束の確証が得られない限り、オリパラ開催中は
テレビから距離を置く。なし崩し的に入ってくる情報に疑念を持たず、
既成事実化されていくことを傍観していた戒めとしてだ。無意識に既成事実化を
受け入れる恐ろしさを改めて感じる。
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開催賛成派が増えたのは、既成事実化の受け入れではない。
正しい情報を知る国民が増えたからだ。
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2021/06/26(土) 21:42:06.44ID:MUHnoFTf0■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
