2021年(令和3年)6月17日付大阪本社
「五輪と無関係」言い逃れ許すな     会社員 飯村 寿一(東京都 56)

 東京五輪の開会式まで6週間を切る中、菅義偉首相は国会等において「国民の命と健康を守るのが責任。
守らなければやらない」を繰り返す。「守れるから開催する」と同義だろう。だがこうやったら守れると
いう具体的根拠は示さず、開催ありきの精神論ばかりである。
 五輪・パラリンピック開催ならば、新型コロナの感染再拡大リスクが高くなることは、専門家の指摘を
聞くまでもなく、今の状況を考えれば誰にでもわかることではないか。政府の新型コロナウイルス感染症対
策分科会の尾身茂会長が言うように、「普通は開催はない」のだ。
 ここで一つ想定できることがある。もし開催後リバウンドが起きたら、政府は「開催と感染再拡大の因
果関係は明らかになっていない」と言い逃れることだ。「Go To キャンペーン」に固執した際にも、
感染との関係性を認めなかった。
 そうして、開催は間違っていなかったと主張することが目に見えている。党首討論でもこの点を指摘する
野党党首はいなかったようで残念だ。専門家も、この言い逃れは通用しないことを今から指摘し、牽制し
ておくべきではないだろうか。
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>こうやったら守れるという具体的根拠は示さず

やることはワクチン接種を進めた上で、一年以上散々言われてることの徹底しかないんだよ。
東京に住んでるなら、都心でヒャッハーしてる連中に教育的指導の一つもくれてやればどうだ。

>尾身茂会長が言うように、「普通は開催はない」のだ。

尾身先生は「だから、普通以上の対策を」と提言してたんだが聞いてないのね。

>ここで一つ想定できることがある。

妄想でしょ。