毎日新聞2021/6/6
胸に響いた大坂選手の告白
中学教員 小池泰久72(大阪府吹田市)

 女子テニスの大坂なおみ選手が試合後の記者会見を拒否し、うつ状態であるとツイッターで告白した。
私の胸に響くものがあった。

 私も若い頃うつ病を患い1年半ほど仕事を休んだ。
その間も「休んではならない」という思いがあった。
病が治るなら他のことはどうでもいいと願った。
幸い職場からの「出勤せよ」というプレッシャーはなかった。
ただ一度、「職場に迷惑をかけるね」と言われたことがあり、思い出すと今なおつらい気持ちになる。

 大仰かもしれないが、日本国憲法13条に「すべて国民は、個人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については......最大の尊重を必要とする」とある。

 大坂選手は今回の会見拒否で罰金を科され、拒否が続けば出場停止の可能性も指摘された。
ただ健康の問題が明らかになり、4大大会主催者も「意義のある改善を目指す」と声明を出したので、状況は変わるかもしれない。
「記者会見は選手自身がコントロールできる」などの意見もあるようだ。
しかし、私はあくまで個人の自由を大切にする社会であってほしいと思う。

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大坂が騒ぎを起こしたのは外国なのに日本の憲法のご威光って及ぶのか?

そもそも大坂は「うつ病」じゃなくて「うつな気分」と言っただけだ
診断書も無い人を勝手に精神病扱いするのって人権的にまずいんじゃないのか?