投稿ではなく『天声人語』の話なのでスレ違いになりますが、興味深い内容があったので
上げてみました。 
 2021年5月20日の『天声人語』は、愛知県の大村知事のリコール・解職請求に向けた署名に
不正があった云々を取り上げています。以下はその抜粋。

 (前略)「予定通り署名が集まらず、焦りがあった」と事務局長は語っていたという。
署名に「予定」があるのもおかしな話だが、切羽詰まった彼にとって署名は、ペンを紙に
走らせる筋肉の運動にしか映らなかったか。忘れてならないのは、現職の名古屋市長が
リコール署名の後押しをしていた事実である▼戦後史に残る運動に、50年代の原水爆禁止の
署名がある。3千万筆超を集め、原水禁世界大会が始まるきっかけになった。小さな声でも
やがては大きくなり、「それがかならず、こだまとなってかえってくる」。当時の新聞に
投稿された賛同の言葉だ▼小さな声が集まらなければ、作ってしまう。歴史に汚点を残す
偽造事件は、この国の民主主義に起きている腐食を示しているのではあるまいか。

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>50年代の原水爆禁止の署名がある。3千万筆超を集め、(以下略)
 この署名だって、果たして3000万人が自筆で名を連ねたのか、いくらでも疑う事が出来る
のに、天下の『天声人語』が気付かないのでしょうかね?