2021・4・29 朝日新聞大阪版

東京五輪 来年北京で開催しては
 会社員 藤本 正巳(東京都 62)

 新型コロナウイルスのワクチンは「9月までの供給にメドが立った」状態だそうです。感染収束が見込めないなか、
東京五輪・パラリンピックが開催できたとしても無観客にならざるを得ないでしょうし、海外からの選手にとっても不安
を抱えながらの来日になると思われます。

 いっそのこと、冬季五輪準備進行中の北京に場所を移し、来年、北京で夏の大会も開催してはいかがでしょうか?
北京を推奨する理由は、2022年冬季五輪の会場や施設を併用できる可能性があること。コロナ感染対策管理が
厳重であり、日本と比較して圧倒的に感染収束していること。PCR検査や隔離ルールを決めて管理すれば、観客を
入れての開催が可能と思われます。

 また、東京大会の北京会場と考え、日本から役員やボランティア、観客を多数、北京に送り込むことにより、日本の
旅行業界の景気を喚起することにもなります。観客を入れての開催が出来れば、収益は間違いなく上がると思うので、
上がった収益は中国と分け合う。その結果ギクシャクしている中国との関係改善をはかることが出来れば、まさに平和
の祭典になると思います。