令和の創氏改名ktkr(棒読み

2021年(令和3年)3月8日付大阪本社
「新姓」つくる案 出なかったのか     無職 北畑 順一(茨城県 66)

 「選択制夫婦別姓(氏)制度」の言葉が第5次男女共同参画基本計画で無くなり、あぜんとしました。40年前か
ら私の周囲にも姓を残すか否か、家督問題で結婚に至らなかった知人が多くいました。
 新しい家族をつくるのだから新しい姓をつくるという案は、政府内で出なかったのですか? 実家の姓が大切な
らお互いの名字を一文字ずつ使うのはどうでしょうか。例えば「鈴木」と「湊」なら「鈴湊」。または、「鈴木」
より少ない「湊」を優先するのはどうでしょうか。歴史ある名字なら文化として扱うなどの意見がないのですか。生き
方は多様化しているのに、なぜ多様な意見が出なかったのかが不思議です。
 選択制夫婦別姓であれ、新姓であれ、当事者たちの意向に任せ、日本の将来を託していきませんか。計画改定
の議論をされていた議員は、自分の姓について何の不自由さも感じない方々ばかりだったのでしょう。それが問題
放置につながっているのでしょう。