中日新聞に、『天声人語』に当たる『中日春秋』という欄があります。
 2021年2月9日火)の中日春秋では、アメリカのレーガン政権時代に国務長官を務めた
ジョージ=シュルツ氏が亡くなった事について書いていました。以下、結びの部分。

 「撃つ気がないのなら、決して銃を向けるな」。相手を力で脅迫する外交はするなと説いた。
前任の大統領がところ構わず銃を向け、顰蹙(ひんしゅく)を買った、かの国には大切な
遺言である。

 前任のアメリカ大統領と言えばトランプさんしか思い浮かびませんが、はて、任期中に
全く戦争をせず、北朝鮮の金正恩と、決裂はしたものの対話に応じるなど、これまでに
無い平和外交をしたトランプ氏が「ところかまわず銃を向けて顰蹙を買った」ですと?
 さすが、新聞を読むと馬鹿になる、と言われるゆえんですなあ。いや、実際に新聞を読んで
洗脳される高齢者がいるのは確かで、看過できませんよ。捏造報道新聞はこの世から一掃
するべき。