2021年1月30日(土) 朝日新聞名古屋本社 声
二重国籍を認めない法に違和感   翻訳家 スペンサー倫亜(ともえ) (埼玉県 44)

 私は米国人と結婚し、3人の子どもがいます。3人とも日本で生まれ、日本国籍を持っています。
また、米国籍も持っています。子どもたちが大人になったら、国籍を選ばなければいけないことは
以前から知っていましたが、そのような選択をさせなければいけないことを、心苦しく思っていました。

 そのため、東京地裁が、重国籍を認めない国籍法を「合憲」とした判決(22日本紙)には、大きな
落胆を覚えました。

 原告は海外で暮らす方々だったようですが、私の子どもたちのように日本で暮らしている
二重国籍の人もたくさんいると思います。自分はどこの国の人か、つまり自分のルーツを説明
するものが国籍。二つの国にルーツを持つ者としてのアイデンティティーを説明するには、
二重国籍が必要です。あなたはどちらかの国を選ばなければいけませんよ、というのは、体を
半分に引き裂かれるようなものでしかありません。どちらの親の国を取れと言うのでしょうか。

 人の生い立ちに白黒をつけさせるような法律に強い違和感があります。世界はとてもカラフル
なのに。

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 何だかなあ……。二重国籍が正しい、という結論が先にあって、その正当化のために
いろいろ書き込んでいるように見えます。
 私は国籍云々については何も知りませんが、投稿者はアメリカ人と結婚しているのだから、
アメリカに移住してはどうですか? アメリカ合衆国では二重国籍を認めてくれるのですか?