女川第二は、東日本大震災のときも自動停止して問題なし。被災者が避難してきた優良安全原発なんだが。

令和2年11月26日付大阪本社
女川再稼働「地元」は3者だけか     主婦 鈴木 凪子(宮城県 74)

 東日本大震災で被災した東北電力の女川原発2号機について、宮城県の村井嘉浩知事が、再稼働の前提と
なる「地元合意」を表明した。村井知事は「地元」を「立地自治体である女川町、石巻市、県」としている
が、納得できない。放射脳には町境も市境もないからだ。いったん事故が起これば、風向き次第で他の近隣
市町村も放射能に汚染されてしまうだろう。
 9日の市町村会議では、複数の首長から再稼働への慎重・反対意見が出る中、最後は村井知事が、女川
町と石巻市長との3者会談に委ねることを提案。最終判断の一任を強引にもぎ取った2日後、3人で会談し
「地元合意が得られた」と結論づけた。隣県の東京電力・福島第一原発の事故後でさえ「脱原発に一気にか
じを切るのは拙速」との見解を示していた村井知事。「再稼働ありき」のシナリオで粛々と事を進めたのは
明白である。県議会でも、与党会派議員たちが、原発の安全性を懸念する意見に真摯に向き合い、議論を深
めることは最後までなかった。
 一方、地元が要望する避難道路整備はまだ確約されぬまま。拙速に判断を下した村井知事の責任は重い。
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「地元」は3者だけかと問われれば、立地の女川石巻とそれを統括する県で十分だろ。周辺市町村を再現なく
話し合いに呼び込めば収拾がつかんし、地元の衰退にストップがかからん。

県議会与党会派が議論を深められなかったのも、原発の危険性のみを針小棒大に騒ぎ立て、できもしない
再生エネルギーの妄想ばかリ開陳する議論もどきに呆れ果てたからだろ。

再稼働にOKを出して現実味を帯びた安全対策を取っていくべきなんだよ。
その避難道路建設にしても、「原発は早急に破棄すべきで、そんな道路はムダ」と騒ぎ立てる連中が多いしな。