(声)靖国参拝の小泉さん歴史学んで

終戦の日の15日、靖国神社に参拝した小泉進次郎環境相の発言に驚いた。「行ったことが
ニュースになること自体がなくなる時代にしなければいけない」と。

どうしてこのような考えになったのか。その根拠を知りたいと思った。また、先の大戦についての
歴史をどれだけ理解しているのか聞いてみたいと思った。

小泉さんと同年代、それより若い人たちの戦争に対する意識が低いのは、歴史の検証や反省の
取り組みを「自虐史観」と批判し、大戦に至るまでの歴史を、義務教育の教科書から次第に
削減していった一部政治家の政策が原因ではないかと思う。

 「政治家は、特に歴史認識をもつことが重要である」と多くの過去の政治家が語っている。

村山富市元首相は15日、「日本の過去を謙虚に問うことは、日本の名誉につながるのです。
逆に、侵略や植民地支配を認めないような姿勢こそ、この国を貶(おとし)めるのでは、ないでしょうか」
とのコメントを公表した。内容をよくかみしめてほしい。

小泉さん。平和を願う真の政治家になるために、歴史を深く深く学んでください。

無職 中塚冨貴子(神奈川県 89)

※ 婆さん、おまえこそ歴史を深く深く学んでください。