2020年10月4日(日) 朝日新聞名古屋本社 声
敵基地攻撃能力 核攻撃リスク増   無職 原口莊太郎 (長崎県 81)

 米国の核の傘下にある日本と戦争をする場合、相手の国は「核攻撃を受けるかも」と
警戒し、防衛のために核攻撃に耐えうる基地を整えると推測できる。今、議論になって
いる、相手のミサイル基地を直接たたく「敵基地攻撃能力」とは、その核攻撃に耐える
主要基地を通常兵器で攻撃するのだろうか。

 また弾道ミサイルを発射できる車両や潜水艦もあり、発射の事前把握は難しくなって
いる。ならば移動式の敵基地攻撃のために、相手国の全土を狙えるミサイルを装備する
のだろうか。そうなると敵基地攻撃能力を備えても、核戦争抑止力にはなり得ず、むしろ
日本は「核攻撃の対象国」と位置付けられてしまうのではないか。

 たとえ核ミサイルの90%を迎撃できても、10%は着弾してしまう。敵基地攻撃能力で
戦争が誘発されたら、核シェルター部分は残っても、都市はがれきと放射能の海に沈む
かもしれない。我々は敵基地攻撃能力を持つことで生じうるリスクをもっと警戒すべきだ。

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 文句ばかりダラダラと並べ立てて、「ではどうしろと言うのか」という肝心の事には
何も答えていないクレーマー。