2020年9月30日(水) 朝日新聞名古屋本社 声
令和「新しい戦争の時代」の予兆   無職 和田静子 (沖縄県 85)

 明仁天皇(上皇さま)は在位30年の記念式典で「平成の30年間、日本は国民の平和を希求する
強い意志に支えられ、近現代において初めて戦争を経験せぬ時代を持ちました」と言われた。
私はこのおことばに不満である。象徴という難しいお立場でも、せめて「しかし世界には戦乱の
絶え間がなかった」と加えて欲しかった。

 私ならさらにこう続けたい。「米国は正義の軍隊と称し、この間、アフガニスタンやイラクに派兵。
日本の自衛隊は日米安全保障条約に基づき、米軍後方支援や復興支援活動をした。日本は
戦争に参加した」と。

 日本国内に戦禍がなかったから「平成は平和だった」とする声が上がったが、これを平和ボケ
という。

 戦後75年、戦争のやり方は「進化」してきた。何千`と離れた目的地にミサイルでピンポイントに
核攻撃できる。日本に、特に沖縄に集中している米軍基地がもたらす災禍に、私たちは今後、
巻き込まれずに済むのだろうか。

 「敵基地攻撃能力」保有の必要性を唱えた安倍晋三前首相と、安倍政権の方針を引き継ぐと
表明した菅義偉首相。令和は、新しい戦争の時代になるのではないか。

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 文句はシナや北朝鮮に言え、という聞き飽きた、言い飽きた反論はやめておきます。
 それより婆様、天皇は政治に口出しできないという厳然たる事実をお忘れか(一応「私なら
さらにこう続けたい」と書いてはいますが、事実上、天皇にこう言わせたいとの意思表明)?