2019年7月24日(水) 中日新聞 発言
アジアとの外交 謙虚に   川合治義 無職 (岐阜県関市) 66歳

 日本政府が韓国に対して輸出を制限し、韓国経済への打撃を与えようとしています。戦前の
日本による徴用工問題を、韓国の司法当局が未解決として損害賠償などを認定していることが
背景にあるような気がしています。

 日本は今から半世紀ほど前の韓国と国交を結ぶ際、先の戦争時の反省を踏まえて相応の
各種賠償をしてきました。それなのに韓国側が歴史認識をはじめ戦前の問題を蒸し返しては
日本への外交のカードとしたことに「またか」と思う日本人は少なくありません。でも韓国人には
戦後七十四年たっても日本への「恨」は消えていないことも事実なのです。

 十九世紀以降、日本は良い意味でも悪い意味でもアジアの雄を自負しただけに何か問題が
生じるとアジア諸国を自国よりも下に見る向きがあります。それだけに日本は特にアジア諸国
との外交では一層謙虚さと理性を持ってあたるべきです。それが名誉ある地位を築く一歩だと
考えます。

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>日本政府が韓国に対して輸出を制限し、
 はい、初っ端から途方もない事実誤認。この傾向は全文を通して貫かれています。