センメルヴェイス反射

 センメルヴェイス反射とは、通説や常識から外れたことを、「事実」であるにも関わらず受け入れられない傾向のことですが、
逸話の源は実に恐ろしい。
 オーストリアの病院で妊婦が次々に産褥熱で亡くなっている状況で、センメルヴェイスは医師として「接触感染」に気が付き、
対策を訴えたにも関わらず、他の医師たちからむしろ攻撃され、不遇の生涯を終えました。
 なぜ、センメルヴェイスの訴えた「事実」が広まらなかったのか。
「患者を殺していたのは、実は医師の手である」
 という事実が、医師たちに受け入れがたいものだったためです。
 「自分の言動のせいで、大勢の人が死んだ」という現実があったとして、多くの人間は、
1.「自分の言動⇒大勢の人々が死んだ」という事実をなかったことにする(記憶の消去)
2.上記の因果関係を認めず、それまでと同じ言動を続けることで、自己正当化を図るの、2パターンで自己防衛に走ります。
 そして、自分を守るために真実を語る者を攻撃する。

 NHKはじめ糞マスゴミは、財政破綻論者、主流派経済学者、あるいは財務官僚の天動説的「財政破綻論」をもとに煽りにあおる報道が原因で、
日本において緊縮財政が継続し、実際に何万もの人が死んだり家庭が崩壊しています。
 身内を失った日本国民は、例えば財務省が、「実は緊縮財政は間違っていました」と、正直に「事実」を語ったとき、果たして許すのでしょうか。
 許せない人が少なくないでしょう。
 そんなことは誰にでも想像がつくわけですが、となると、NHKはじめ糞マスゴミや財政破綻論者や主流派経済学者の「センメルヴェイス反射」
は終わらず、彼らが死滅するまで「正しい主張」には転じない可能性が高いのです。
 
さて、皆さんどうします。
 黙ったままこんな糞どもに殺されるんですか?