何を主張したいのかどうにもわからない投稿見つけたので貼り


7/15大阪版
死刑前夜に宴会 想像力疑う  医師 山本康正 (京都府69)

 オウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚ら、幹部7人の死刑が6日執行されました。
わたしは単純に死刑廃止論を唱えるものではありません。しかし、仮に万死に値する死刑囚であっても、
その人が死に直面する深淵は単純に議論で尽くせないものがあります。

 ところで、西日本を中心とする豪雨災害で、すでに大雨の予報が出ていた5日夜に、自民党議員が
宴会をしていた写真が議論を呼んでいます。もうひとつ深刻なのは、その翌日にオウム真理教の7人に
死刑が執行されることが決定していたのに、安倍晋三首相や上川陽子法相が出席されていたことです。

 このような社会的大事件に際しての死刑執行の決定には、過酷なほど精神を労されたと推察いたし
ます。ならば、死刑執行の前日には、祈り、沈黙、自問に留まられるものではないでしょうか。

 宴会当日の写真は、歴史的な死刑執行が行われる前夜のあるべき空気とはあまりにもかけ離れた
ものです。これは宗教的次元というより、人が生きてあることに対するセンスと想像力の問題だと思います。
自覚をお願い致したいと思います。