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鉄道網は重要なインフラ=みんなの広場 毎日新聞 2017年5月23日 東京 朝刊

 JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が運行を開始した。

 「四季島」は、まるで、高級ホテルのような設備とサービスで、料金もびっくりするような高額だ。
にもかかわらず、チケットはすごい人気だという。いったいどんな人たちが乗るのだろうか。

 こうした華やかな話題の陰で、地方では赤字路線の廃止が進み、地域社会そのものが崩壊しようとしている
ところがある。特に、廃線によって鉄道網をズタズタにされている北海道の惨状は、目を覆うばかりだ。

 旧国鉄が、分割民営化されてから今春で30年がたった。しかし、国土を縦断する鉄道網は、時代を超えてヒト、
モノ、カネを運ぶ極めて公共性の高い社会インフラであることに変わりはない。

 一部の富裕層のための超豪華列車もいいかもしれない。

 しかし、地方には廃線によって重要な生活の足を奪われている多くの人たちがいることも忘れてはならない。

======https://mainichi.jp/articles/20170523/ddm/005/070/011000c

「多くの人」がいないから廃止されたのでは?