>去年から2件庁舎内で火事が起きた熊本市役所で消防訓練が行われました。ところが、大西市長にとっては満足のいかない訓練となったようです。

>避難誘導する声熊本市役所での消防訓練。火元に想定された7階フロアでは迅速な通報、初期消火避難誘導が徹底されていました。一方、実際に火事が起きれば人命にかかわる火元の上の8階では……
【火事を知らせる庁内放送】
>火事発生アナウンスも動き出さず…。中には、笑いながらの避難も…。
>身内の消防局からも呼びかける声の小ささや避難行動が遅いことなどが指摘されました。「負傷者がなかったか、報告お願いします」(職員)
>「いまのじゃ、聞こえんよ。たぶんそれ。いや、大声で叫んで」(大西一史市長)
>最終報告を受ける役割の大西市長も堪らず口を挟みます。熊本市は、去年12月延長コードの圧迫で火事を起こしフロアの復旧に4億円の税金を投入しました。さらに先月もキャビネットが燃えるぼやが起きています。
「(Q.笑顔で避難する姿もあったが…)やっぱり訓練を真剣にやる心構えが不足していると思うので、幹部職員を通じて全職員に徹底をしていきたいと思う」

【熊本】熊本市役所で消防訓練 笑いながらの避難 「訓練を真剣にやる心構えが不足」と市長が不満