>>299

この対談は見なかった。小林の貿易保護主義と内需産業保護主義の根底には、鎖国主義というよりは、
やはり、統制経済の国家という理想があるような気がする。マーケットを日本国内に置いた主張だったような気がする。
小林曰く「日本の中小企業のほとんどは、国内マーケット向け」 橋本曰く「その中小企業は、輸出企業にぶら下っている」
これで、勝負ありだろう。つまり、日本の大企業から中小企業まで、海外マーケットに依存している構造は、
変えられないだろう。そうなると、関税の均衡化は、海外製品が安く入ることもあり、日本のマーケットに依存している産業には痛手であるが、
多くの大企業、中小企業には、メリットになることになる。どちらにしろ、何処の国もグローバル経済の絡まった糸から抜け出ることは、
できないだろう。