小林の父親には、シンパシーを感じる。「乞食になるな」「国の世話にはなるな」は、戦後の日本を作り上げてきた
世代の気概を感じるし、懐かしい匂いも感じる。ところで、小林は、以前のブログでセーフィティーネットとしての
ベイシックインカムが必要と言っていたような気がするが記憶違いだったろうか?
左翼が言うベーシックインカムとは、生活に困窮する人への恒久的福祉を言うが、小林の考えは分からないが
私が考えるベーシックインカムとは、敗れた者が、敗者復活戦ができる環境を整えるベーシックインカムなのだ。
敗者復活戦で、勝ち残れば、再度、社会に貢献できるようになる。ただ与えるのではなく、将来、社会に還元できる
投資としてのベーシックインカムということだ。頑固な親父を持つ小林なら理解してもらえるものと思う。
経営のトップにいる者は、下で働く者の運命を握っている。小林という公人は、その言動が社会に影響を与える。
世間人がその言動に反発すれば、おのずと小林の下で働く者達の生活にも影響を与えていく。
つまり、小林自身が、小林の下で働く者のベーシックインカムになっている。ブログで、自分の主張をするなと言うのではないのだ。
ブレない持ち思想を正直に言い、十分な説明があれば、その思想に反対するものも真摯に耳を貸すようになるはずだ。
頭山満の大アジア主義思想には、反対だ。しかし、頭山は、ブレずに生きたというという意味でも、今、生きているとすれば、
私は、議論したいと思うのだ。その姿勢が、彼を支援する者達が、彼から離れなかった理由の一つと思う。