「かがやけ!太陽のマユ」時浦兼(第13回藤子賞 佳作)
コロコロコミック87年夏休み増刊掲載 単行本未収録
参考:ttp://www5d.biglobe.ne.jp/~m_yokko/86z.htm

冒頭、少年が「四の五のぬかしてないで〜」と怒鳴っている。
少年はUFOを見たのだが友達に信じてもらえず「鉛筆食ったら信じてやる」と言われて本当に食う。
(腹痛を起こしたと思う)
そこへクラスメイトの少女マユが通り掛かり、家が近くなので少年を招く。
マユは一人暮し。
(マユの着替えシーンがあったと思う)
マユは奥の部屋で手でヤカンの湯を沸かし、お湯で少年に胃薬を飲ませる。
(暫く話していたと思う)
少年の見たUFOが現れ、甲虫型宇宙人達が襲撃してくる。
少年が唾を吐くと苦しがって逃げ出し、事無きを得る。
マユは自分は宇宙人に作られたアンドロイドで、太陽並の熱を出せると告白する。
恐らくは兵器として利用されるので、それが嫌で地球まで逃げて来た。
甲虫星人は、マユを攫って兵器として利用するつもり。
甲虫星人が嫌がったものは、唾液に含まれていた鉛筆の芯=炭素だと判明。
(少年「タンソク?」少女「炭素よ」みたいな会話があったと思う)
再び甲虫星人の襲撃だが、墨汁等の炭素を含むもので撃退。
(確かこの時、少年ごと網で捕らえられたと思う)
発熱能力を使えは網は焼ききることができるが、少年も死んでしまう。
そこへマユの母星からの迎えが来て助かり、生みの親の(老?)科学者が現れる。
マユは、母星を襲う氷河期に対抗するための第二の太陽として作られたと説明。
マユは母星へと帰って行き、少年とは涙の別れをする。