シニフィエさんやいろんな創価ブログがやっているのは、創価や正宗を軸にした創価批判。
ここは創価の枠に囚われずに、仏教とか心理学とかカルト全般とか、広範囲な立場から創価や日蓮を見れる人、つまり創価ウォッチャーが多いですね。

創価学会が衰退することは、ナチや大日本帝国やオウム真理教のようにその独善性のゆえに分かり切ったこと。
では、なぜファシズムを反省した昭和の世に創価帝国のような前時代的な独善的なカルトが発生してしまったのか?

ナチや大日本帝国やオウム真理教は、人間の不安や依存心を最大限に利用して人間心理を乗っ取った。
これらの理由は「自由からの逃走」という名の、大衆の依存を求める群衆真理が利用された結果として総括が一応なされています。

このような総括や反省がなされながら、再び現れる創価のようなファシズム組織。
自分の意思を持たない依存症の人たちはいつの時代にもいる。
そのような大衆はいつの世にも独善的な組織から付け狙われる。
「自由からの逃走」に更なる魅力を付け加えて大衆を取り込もうとする。

現世利益、地涌菩薩、破邪顕正、師弟不二、広宣流布というユートピア願望など、昭和時代に合わせた自分の意思を持たない羊を誘導するための新たなアイディア。

島田裕巳氏は「オウムは再び現れる」という本を最近出版しています。
信念なき普通の人が主義主張に染まると、殺戮を肯定する人間に簡単に変貌してしまう。
たとえ今の創価学会が衰退したとしても、行き場を失った依存症羊は第二第三の創価を復活させてしまうような気がします。