人間の恐怖心というのは、自己防御本能を喚起する。
そして、自己防御を積極的に行おうとすると攻撃に発展する。
つまり、攻撃性は恐怖心が元になっている。

それゆえに、攻撃性の強さというのは攻撃する人の恐怖心の強さに比例している。
統合失調症の被害妄想による恐怖心や苦痛というのは、一般人には想像がつかない。
なぜならば、妄想上の被害ではあっても、当人は現実以上の恐怖心や現実以上の痛みを感じている。

これはどうしようもない。
被害妄想世界で、当人は現実以上の恐怖や痛みを実際に感じてしまっているんだから。
周囲がそれは妄想だと説明しても、妄想から最大限に現実化された恐怖心や心理的苦痛は体に蓄積され、相当なストレスとなることが避けられない。
このストレスが、更なる統合失調症の悪化を生じさせる。

恐怖や苦痛の蓄積ストレスの発散方法は、精神が歪んでいると攻撃という形をとらざるを得ない。
被害妄想により蓄積されたストレス発散の簡易な方法は、妄想上の加害者を攻撃すること。
インターネットという仮想空間は、妄想上の加害者に対してコンビニエンスな攻撃行為を可能にする場。

統合失調症にストレス発散をやめろと言っても、ストレスがたまっているのだからしょうがない。
それをしなければ、別の最悪な形で噴出してしまうかもしれない。

まだ統合失調症について不勉強だったときに以下のレスをしたが、復讐心に燃える彼の行動原理にある程度当てはまっていると思う。


857 名無しさん@お腹いっぱい。 2018/12/21(金) 12:51:21.96 ID:X1xO6akz
2世3世の皆様の邪魔をしてしまって申し訳ない。
統合失調症患者には理屈が通用しないことは分かっているが、身近にこういう人がいないから興味津々を続けている。