創価学会の撲滅妄想が相変わらず膨らみ続けているな。
11.18に創価学会が重大発表をして会員離れが起こって、創価は年内に崩壊すると豪語していた予言はどうなったんだ?
もう新年まで一ヶ月を切っているぞ。
予言が外れた総括はどうなったんだ?

創価というのは功徳や詐欺で大きくなれたのではない。
人間というのは誰でも救済願望というのを持っている。
そして、日本に生じた経済復興=救済という金銭利益と世直しを一体と見なした日本人の宗教観念に、日蓮系の新興宗教教義がピタリと一致した。

だから、経済復興=救済という宗教の世直し観念が日本人の意識に生き続ける限り、日蓮思想は他の宗教を寄せ付けずに日本人の心を魅了し続ける。
それゆえに、世界にはキリスト教やイスラム教という優秀な宗教があるにも関わらず日本には入り込めない。

創価学会が滅びるのは、経済復興=救済という日本人の観念が消えたとき。
現世利益に基づく民衆による世直しという価値観に魅力が無くなったとき。
そうなれば、創価と入れ替わりにキリスト教やイスラム教などの別の宗教が民衆の救済願望を満たすようになる。
遠い未来の話だ。


人口のわずか1%以下。世界最大の「非一神教国」の謎

世界には、キリスト教徒が23億人、イスラム教徒が16億人いると言われる。

ところが、日本のキリスト教徒はカトリックとプロテスタントを合わせても百万人程度で、人口の1%にも満たない。
イスラム教となれば、日本人の信者は一万人程度で、外国人を合わせても10万人をわずかに越えているに過ぎない。

日本も、戦後には高度経済成長という形で、驚異的な経済発展を経験している。
その時代に、キリスト教の福音派が勢力を拡大していても不思議ではなかった。

ところが、戦後その勢力を拡大したのは、創価学会や立正佼成会、霊友会といった日蓮系の新宗教だった。
とくに創価学会は驚異的な伸びを見せ、現在では、実数で国民全体の3%程度を会員にしている。
創価学会だけで、キリスト教徒の四倍程度の信者数を擁しているわけである。