そんな臨済宗いるんだ、
というか、意味不明なこと言えば悟り人ですう、
みたいな悪い風潮が臨済宗に広まってるのは知ってる。
岩波文庫の臨済禄に白牛が…、
師問杏山、如何是露地白牛。
山云、吽吽。
師云、唖那。
山云、長老作麼生。
師云、這畜生。
臨済師が杏山和尚に質問して、
臨済「露地にいる白牛、とはどんなものだろう? 」
杏山 「もーもー 」
臨済 「喋れないんだ 」
杏山 「長老はどう思います? 」
臨済「ただの動物だよ」
・・
最後の行で白牛の神秘化を否定してんだけど、
じつはこの問答の三行目、「唖那」が
臨済和尚の定義するほとけなんだけど、
日本の臨済宗はわかってないかも…。