こんなのこのスレでも昔ありましたよね

「吾々は日本国民として無条件で敬神崇祖をしている。しかし解釈が異なるのである。神社は感謝の対象であって、祈願の対象ではない。

吾々が靖国神社へ参拝するのは『よくぞ国家の為に働いてくださった、ありがとうございます』というお礼、
感謝の心を現はすのであって、御利益をお与えくださいという祈願ではない。
もし、『ああして下さい、こうして下さい』と靖国神社へ祈願する人があれば、それは恩を受けた人に金を借りに行くようなもので、こんな間違った話はない。
天照太神に対し奉っても同様で、心から感謝し奉るのである。

 独り天照太神ばかりにあらせられず、神武以来御代々の天皇様にも、感謝し奉っているのである。
萬世一系の御皇室は一元的であって、今上陛下こそ現人神(あらひとがみ)であらせられる。
即ち天照太神を初め奉り、御代々の御稜威は現人神であらせられる。今上陛下に凝集されているのである。
されば吾々は神聖にして犯すべからずとある『天皇』を最上と思念し奉るものであって、昭和の時代には天皇に御帰一奉るのが国民の至誠だと信ずる。
『義は君臣、情は父子』と仰せられるように、吾々国民は常に天皇の御稜威の中にあるのである。
恐れ多いことであるが、十善の徳をお積み遊ばされて天皇の御位におつき遊ばされると、陛下も憲法に従ひ遊ばすのである。
即ち人法一致によって現人神とならせられるのであって、吾々国民は国法に従って天皇に帰一奉るのが純忠だと信ずる。

 天照太神の御礼(おふだ)をお祭りするとかの問題は、萬世一系の天皇を二元的に考え奉る結果であって、
吾々は現人神であらせられる天皇に帰一奉ることによって、
ほんとうに敬神崇祖することが出来ると確信するのである。
またこれが最も本質的な正しい国民の道だと信ずる次第である。  (大善生活実証録 47ページ)