中国・韓国による日本の土地買収

中国による「静かなる侵略」に無防備でいいのか 「島を丸ごと買いたい」と言われた奄美・加計呂麻島
12/5(木) 7:31

「島を丸ごと買いたい」:奄美・加計呂麻島
安全保障関連の国土買収は、奄美大島でも数年前から始まっています。
表向きは大陸から友好平和を願う暖かい風という趣きですが、真の意図はまだよく見えてきません。

天然の要塞、加計呂麻島は、もともと島全体が秘密の基地でした。
山腹には日本軍の遺構がいくつも残っています。
1905年、日露戦争での連合艦隊はここからバルチック艦隊との決戦に向かい、太平洋戦争では戦艦武蔵と大和が停泊しました。
島北部の薩川湾は水深が深く、数十年前までは東シナ海と太平洋につながる海峡では随一の良港でした。
島を丸ごと買いたいという背後には、やはり軍事面での意図がうかがわれます。

奄美諸島は、地政学的には沖縄と並んで琉球弧の中で二大拠点に位置付けられます。
直近の20年を振り返ってみても、周辺海域は波風穏やかではありません。
東シナ海のガス田問題をはじめ中国との緊張を抱える最前線であり、2001年には北朝鮮工作船と海上保安庁の巡視船との銃撃戦も起きています。

しかもここにきて、奄美大島における防衛強化が急速に現実化しています。
2019年春までに新たに配備された560人は、北東部の地対空誘導ミサイル(SAM)の運用部隊と、
南西部の地対艦誘導ミサイル(SSM)の運用部隊で、島に駐留する隊員数は一気に30倍になりました。
関係者を含めると2千人の人口増です。
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