大人達が遊びの相手をしてくれないときは「どうしたら、こっちに振り向かせることができるか」考えたりしてね。

今でも覚えているのが祖父ちゃん家に親戚が集まった日のこと。田舎の夜ってさ、真っ暗になって怖いんだよね。で、そこで幼い俺が考えたのは「この“怖い”という感情を上手くアピールすれば、大人達がかわいそうに思って大好きな人生ゲームを一緒にやってくれるかもしれない」だったっていう。子供の頃の僕はそんな姑息なことばっか考えていましたからね(笑)。