AMD受注のスパコンの話題
Frontierのテストプラットフォームらしい

ORNL、AMD搭載「Crusher」HPCシステムの概要を発表:64コアCPU「EPYC Trento」192個、GPU「Instinct MI250X」1536個、40PFLOPの馬力を実現
https://wccftech.com/ornl-publishes-amd-powered-crusher-hpc-system-192-epyc-trento-64-core-cpus-1536-instinct-mi250x-gpus-40-pflops-horsepower/

オークリッジ国立研究所は、AMDのOptimized 3rd Gen EPYC CPUとInstinct MI250X GPUを搭載したCrusherシステムの概要を発表しました。

ORNLの全AMD搭載Crusherシステムの概要を公開。最適化された第3世代EPYC CPUとInstinct MI250X GPUを採用
Crusherシステムは、ORNLの次期スーパーコンピュータFrontierのテストプラットフォームであり、最新のAMD EPYC「Trento」CPUとInstinct MI250X「Aldebaran」GPUを搭載する予定です。
そのため、ノード数は少ないですが、それでも搭載されている膨大な数のCPU/GPUコアを考えると、かなりのパンチ力を持っています。

ORNLが発表した概要によると、Crushesテストシステムは、128コンピュートノードと64コンピュートノードの2つのキャビネットで構成され、フル構成では合計192コンピュートノードになるとのことです。
各ノードには、第3世代最適化EPYC CPUアーキテクチャに基づく64コアのAMD EPYC 7A53 CPUが1つ搭載される。Frontierは、Milanチップの最適化バージョンであるAMDのTrento CPUを搭載していることが分かっています。
64コア128スレッドはそのままに、クロックと電力効率を最適化した。
各CPUは、512GBのDDR4メモリーにアクセスできるようになる予定です。

> 40PFLOP
※「京」で10PFLOPS(ペタフロップス)一秒間に1京回の計算能力らしい